根管治療
Root Canal Treatment根管治療とは?
根管治療とは、歯の中の治療で、神経(血流)の存在する管の部分を拡大して清掃する治療です。根管治療には2種類あり、神経がある歯にする抜髄(つまり、その歯にとって初めての神経の治療ということです)と、既に神経を失っている歯にする感染根管治療(既に治療を受けたことがあるか、自然に失活してしまったか)があります。

概念が異なるだけで治療内容は同じです。主には、むし歯が原因で根管治療が必要になります。むし歯が深く、神経の管の部分に波及している場合には、神経(血流)は根の先まで広がっていますので広く感染してしまっています。その歯を土台として使うには複雑な感染部分を綺麗にしないといけないので、歯の種類や病状によって異なりますが3回から6回程かけて根管治療をしていきます。

根管治療にも、成功率があり、むし歯になったからといって生涯何度でも治療がやり直せて被せられるというわけではありません。むし歯や再感染により治療をするごとに少しずつ歯は小さくなり、土台としての強度は弱くなってしまいます。”痛くなってから治療すればいいかな” ”今は忙しいから、”というお考えではなく、ぜひ些細な症状のうちにお越しいただくことをお薦めいたします。

当院の根管治療における方針

当院では検査の結果、根管治療が必要と判断された場合、専門性のある精密根管治療の医療機関(保険外)への紹介もご提案します。もちろん、ご説明し同意いただいた上で、当院での保険診療での根管治療を進めることも可能です。
連携医療機関

根管治療は歯科の治療の中で、最も繊細で難易度が高い治療といわれます。根管治療の難易度は、奥歯(大臼歯)や再発による感染根管治療、根の先の炎症が大きい場合に難しくなります。当院でも最善を尽くして診療をしていますが、残念ながら、保険診療で行える根管治療の質は、保険外診療での精密根管治療の質とは大きく違います。根管治療の専門の先生方は、そのご経験による正しい診断のもと、高い治療技術をもって診療を提供してくれます。生涯において、治療のやり直しの可能性を少なくするためには専門医療機関での精密根管治療をお勧めしております。
よくあるご質問
Q&A紹介先で受けられる精密根管治療ってなにが違うの?
精密根管治療(保険外)について
メリット
- 再発症率をかなり下げられます
- 使用器具が異なりますより安全です
- 効率的少ない回数で治療が進みます
- より無菌的に治療ができます
デメリット
- 医院まで距離があります
- 金額が大きいです(約22万円〜)
神経をとる(根管治療をする)と歯が脆くなるの?

よくご質問をいただきますが、半分本当で半分は違います。
神経をとると、神経がある歯に比べて割れやすくなるのは本当です。これは、神経をとって新しく土台を立てるために少しスペースを確保することに加えて、神経をとったことでその歯には圧受容器がなくなりどれくらいの力で噛んでいるのか分からなくなることから割れやすくなると言われています。 当院では、複雑な根管形態を可能な限り追従できるようにCT撮影も利用して、最小限の削合になるよう注意して治療しています。結論ですが、歯の性質は変わりません。治療の方針は、症状次第ですが神経を保存することが絶対ではなく、神経をとったとしても痛みがなく噛めることがその歯にとっての最善の治療のゴールかと思います。

